「氣づき」からはじまるセルフセラピー

不安を平安に。セラピストが綴る「読むセラピー」系日々雑感。

「心に涅槃仏」のススメ

突然ですが、涅槃仏って知ってますか?

インドとかタイとかにいそうな、寝そべってる仏像。

名称は知らなかったのですが、涅槃仏と呼ばれているようですね。

 

わたしは毎朝、瞑想するのですが、

ついこないだ、瞑想中にそれが出てきたんですよ。

 

そいでこう言うわけです。

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ふつう、仏様って、こう言いそうじゃないです?

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それが、こうですよ。

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瞑想中だったのに、涅槃仏のインパクトに抵抗できず、
瞑想モードから妄想モードへ。

 

寝てるせいか、すごいテキトーなのね。
でも仏様だから、ちゃんと安心なのね。

 

「人生は修業だ」と思ってる人は、よく心のなかに

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↑こういう存在を置いてたりするじゃないですか。

でも、設置する存在が、

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↑こうだったら、いろんなことがすごく楽になるなあと思ったわけです。

しかも、寝てるから、幅とるんですよねこの方。

だから大きいスペースが必要なわけ。

だから必然的大きな心の持ち主になれるわけです。

 

あと思ったのが、これ↓は、もう昭和だなと。

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令和の時代は、こんくらい↓でいいんじゃないかな。

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わたし、さっき、ちょっと過去のトラウマをブロック解除しようかと思ってイメージワークしてたら、涅槃仏さんが出てきて、わたしのトラウマ(固くて重い箱に入ってた)を、つまんでポイしたんですよ!

ひょいってつまんで、なにこれつまんない、いらない、って感じで後ろにポイですよ!!

 

で、ポイされて一瞬、え!って思って拾いに行きそうになり、
いや待てよ、拾うほどのものなのか? って思えてブロック解除成立です。

 

いやー、すごいです。涅槃仏のワーク。おすすめ。

 

イメージできないーって人は、「涅槃像」で画像検索してみて。

おもしろいのいっぱい見れるから。゚(´∀`*)
 

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氣に入ったのを心に設置されるといいかと思います。

 

海外のはいい顔してますねえ(´∀`*)

 

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これとかね。好き。

 

 

最初の画像は日本のもの。日本にはいないと思ってた。


 rocketnews24.com

 ↑
これとか超氣になる。見に行きたい。

 

それではまた。

「○○しなくちゃ」って思ったとき、ちょっと意識して「どうする?」に変えてみる

こんにちは。

 

大人になると(子どももかな?)、「やらなければならないこと」が、

常にある氣がします。

 

特に、真面目な人や、“ちゃんとしたい”人、長女タイプさん、

やってもやっても終わらない「あれしなきゃ」「これしなきゃ」で

苦しくなってないでしょうか?

 

カウンセリング系、セラピー系のアドバイスでよくあるのが、

「無理してやらなくていいです。少し休みましょう」というもの。

 

 

で・も・・

 

それができれば苦労しないよ!

 

って思ってる人、きっと少なくないと思うのです。。

 

だって、「やんなきゃいけないこと」って日々発生するじゃないですか。

今日、少し休んでも、明日になったら明日の「やんなきゃいけないこと」が出てくるじゃないですか。

 

こゆときどうするか。。

 

大概はどっちにしろやらないといけないんですよ。
真面目な人や、“ちゃんとしたい”人、長女タイプさんは。
大概はどっちにしろやっちゃうんですよ。

 

ならば、

「〇〇しなくちゃ」の代わりに

 

「〇〇したほうがいいと思うんだけど、
どうする?」

って自分に聞いてみてくださいな。

 

そいで「出てきた自分の答え」に従う、ということを試してみてくださいな。

 

「洗濯しなきゃ..」

「誰々さんに電話しなきゃ..」

「運動しなきゃ..」

 

「しなきゃ」は重たくて、なんか、
やらないと大変なことが待ってる
感じがします。

 

「洗濯したほうがいいと思うけど、どうする?」

「誰々さんに電話したほうがいいと思うけど、どうする?」

「運動したほうがいいと思うけど、どうする?」

 

だと、

「そうだねー。でも今日はやらないでおく」

「そうだねー。やらないと氣になるしやっとこうか」

「そうだねー。スクワットでもしてみよう」

 

「やる」にしろ「やらない」にしろ、なんか、

出てきた答えが、軽い感じしません? 

 

そして大事なのが「自分で決めた感」があること。

強制された感じがなくなるのです。

 

「しなきゃ」には、誰かに「しなさい」って言われたわけじゃなくても、
なんか決まりというかルールというか強制的なところがあるのに対し、

「したほうがいいと思うけど、どうする?」には、
そこに「自分の選択」が入る余地があるのです。

 

「どうする?」

「んー。。面倒だけどやるわ」

「んーーー、やっぱやりたくないから他の誰かにやらせよう」

どんな答えも、自分で決めたものだと、不思議に軽く動けるようになるのです。

 

たとえ氣が進まないことであっても

「やりたくないのにやらなきゃなんない」のと

「やりたくないけど、やる」のとでは雲泥の差があります。

 

自分の行動、思考を、「自分で決める」というところ。

自分の舵を自分でとる、ということ。

どんな非効率的な選択でも、自分で決めたんなら、それでいいの。

だってここ生きてるの自分だから。

 

ちなみにわたくし、

昨日は「やんなきゃいけない仕事」をほっぽって早寝してしまいました。
今日は「やんなきゃいけない仕事」をほっぽってこのブログを書いています。

もしかしたら、あとで大変な思いをするかもしれません。

それでもいいの。
もしかしたら、普通にやって3日かかるところを、1日で終わらせることができるかもしれないしね。

 

とにかく、行動の選択の主軸を「自分」に置くように、日々意識してみてくださいね。

「どうする?」って自分に聞いてみるということをやってみて。
「めんどくさいから何もしない」って答えもアリです。アリアリです。
「超やりたくないけどやるわ」もアリです。アリアリです。


「自分で決めてない、よくわからない決まり」に無意識に乗っかって文句言ってないか、そこを意識して見つめてみてくださいね。

自分の人生の舵取りを、そんなところからでも少しずつ、やっていけたらと思います。

 

 

 

--POI 自分が主役の生き方を--

過去の自分を客観視する「老婦人のワーク」

こんにちは。
前回の記事、「過去」はパラパラ漫画です の続きです。

 

前回の記事で、過去と今が連続して繋がっているというのは幻想であると書きました。

だとしたら、何故、過去と今が繋がっていると思うのでしょう。

 

「過去」と「いま」を繋げているのものは「感情」です。


本来は、たくさんの「過去」は、パラパラ漫画の無数の1枚1枚に過ぎません。

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ほんとはどれも、「いま」と違う「1シーン」のはずなのに..
強い感情をおぼえたものは、「いま」にものすごく影響しているように感じてしまう。

 

むしろ、強い感情をおぼえたもの「だけ」が、今の自分に繋がっているように思ってしまいます。

 

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忘れちゃってるどうでもいい「過去」と、
忘れたい「過去」、
忘れたくない「過去」...。

 

「つらい過去」と繋がっている「感情」をどーにかすれば、
「つらい過去と思っていること」が、「どうでもいい過去」と同列になることもできるわけです。

 

嬉しい記憶は、そのままでいいと思うので、

つらい過去と結びついている感情との付き合い方について、さいきん使ってみて効果的だったワークをご紹介しますね。

 

つらい過去と距離を置くためのワーク

いやな出来事、つらい過去を思い出した時、まずやってみてほしいのが、

「その過去が写っている写真を手にとっている自分をイメージする」こと

最初はこれだけでいいです。

アルバムをめくって、決まったページを開いてしまうイメージでもいいです。

 

このイメージに慣れてくると、

特定の過去を思い出すときに、「またこの写真を見てしまう」自分を、少し客観視できるようになります。

 

そしたら次は「ツッコミ役」を登場させます

 

いやな出来事、つらい過去ほど、(なぜか)リピート率が高いので、

「いつまで見とんねん」

「何回見とんねん」

「またそれか」

「よー飽きひんなぁ」

と、ツッコんでみてください。

(わたしの上記のツッコミは、浜ちゃん風なんですが、お好きな芸人さんでどうぞ。オネエ系タレントさんでもいい感じになると思います)

 

ツッコミが入るようになると、

「どんだけMやねんw」と、(自虐でも)笑えるようになると思います。

 

笑えるようになったら、だいたい客観視できているので、

そのうちツッコミ役が「もうそろそろこれ見るの止めへんか?」と言ってくると思います。

 

そしたら次のキャラクター登場です。
今度は「上品な老婦人」です。

男性は「落ち着いた老紳士」な感じで。

 

私の中ではミス・マープルなんですけど、八千草薫さんなんていいかもしれません。

でもなんか日本人よりイギリス人のほうがいいような氣がします。なんとなく。

 

過去の写真を取り出して来る自分に氣づいたら、

老婦人(老紳士)に写真を眺めさせてひとこと

「そんなこともあったわね..」(そんなこともありましたな..)

と微笑んでいるところをイメージしてください。

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そして、可能であれば、彼女(彼)を、「数十年後の自分」だと想像します。

 

これを、つらい記憶が出るたびに、やってみてください。

 

わたし自身、過去の記憶の取り扱いに困り果てて(疲れ果てて)、
いろいろ試しているうちに、自然とこのワークが編み出されたものです。

 

これをやっていると、「つらい記憶に振り回されない視点」ができてくるし、

しかも「過去を乗り越えて微笑んでいる未来の自分」が先にあるとイメージできるため、

「つらい過去」→「しんどい現在」→「悲観的な未来予測」のラインを切ることができました。

 

何度かやってみて、しっくりくるようなら、きっとあなたにも効果があるのではないかと思います。

 

ツッコミ役は誰にしよう?

老婦人役はどんな人がいいかなー?って、

遊び感覚で、まずはやってみてくださいねー。